巻き肩


こんなお悩みはありませんか?
肩こりや頭痛が続いている
横向きで寝ることが多い
スマホを見る時間が長い
首が前に出て姿勢が悪い
気分が落ち込みやすい
巻き肩について知っておくべきこと
巻き肩について知っておくべき点は、見た目だけでなく身体の内側にも影響が生じるということです。
見た目としては、肩が前に巻いてしまっているため、自信がないように見られることがあります。さらに、肩が前に出ることで背筋が徐々に曲がり、いわゆる猫背の姿勢になっていきます。そのため、姿勢を正すことが必要です。
身体の内側では、巻き肩になることにより自律神経が乱れ、睡眠の質が低下してしまいます。呼吸量の低下に伴い、自律神経(副交感神経)が乱れることで、寝つきが悪くなったり、睡眠時間が短くなったり、質が下がったりするなどの影響が生じる可能性があります。
症状の現れ方は?
巻き肩による症状は、上記の通り外見だけでなく内面からも現れてくることがあります。
外見では肩が丸まって見えるため、自信がないような印象を与えてしまいがちです。
内面的な影響としては、ネガティブな思考が増え、物事に対してマイナスの感情を抱きやすくなることがあります。身体が縮こまってしまうことで腸の働きが悪くなり、便秘につながる場合もあります。加えて、自律神経が乱れることで睡眠にも影響が出てきます。寝つきが悪くなり、睡眠時間が短くなるほか、質の低下も見られることがあります。そのため、定期的なケアや日常生活における姿勢への意識が大切です。
その他の原因は?
巻き肩の原因は、日常生活の中に多く見られます。まず挙げられるのが、デスクワーク中の姿勢です。仕事に集中していると、長時間同じ姿勢で過ごしてしまうことが多くなります。筋肉は長時間動かさないと固まりやすく、肩こりや巻き肩の原因となる可能性があります。そのため、最低でも1時間に1度は立ち上がったり、ストレッチを行ったりすることが望ましいです。
また、寝るときの姿勢も影響を与えることがあります。同じ方向で寝続けると、肩が縮こまった状態が長くなり、巻き肩を助長してしまうことがあります。寝ている間は無意識であるため意識することは難しいですが、仰向けで寝るか、左右交互に寝るよう意識してみましょう。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩を放置すると、肩こりや首のこりの悪化、呼吸が浅くなる、内臓機能の低下、腰痛など、さまざまな不調が現れることがあります。巻き肩によって血行不良が生じることで、慢性的な肩こりや首のこりにつながる可能性があります。
さらに、胸郭が圧迫されることで十分な酸素を取り込みにくくなり、集中力の低下を招く場合もあります。姿勢の悪化により内臓が圧迫されると、消化不良や便秘、生理痛の原因になることもあります。
猫背や巻き肩は見た目の印象を損なうだけでなく、精神面にも関与し、自信の喪失につながる恐れがあります。加えて、長期的に猫背や巻き肩の状態が続くと、加齢とともに骨が変形してしまうこともあるため、注意が必要です。
当院の施術方法について
当院の巻き肩に対する施術方法には、骨格矯正、猫背対策の施術、肩甲骨まわりへのアプローチが含まれます。
骨格矯正では、骨格を本来の位置に戻すことで、関節にかかる負担の軽減を目指します。骨格は身体の土台であるため、ゆがみが生じると全体的に不調が出やすくなります。そのため、まず骨格のバランスを整えることが大切です。
猫背に対する施術では、上半身のストレッチのような手技を行い、巻き肩の要因となる大胸筋を中心にアプローチします。施術後は胸が開き、正しい姿勢を保ちやすくなる場合があります。
また、肩甲骨まわりへのアプローチでは、肩甲骨周辺の筋肉を重点的に緩めていきます。巻き肩になると肩甲骨の位置がずれ、肩が上がりにくくなることがあるため、この部位への施術も重要です。
軽減していく上でのポイント
巻き肩の軽減を目指す上で大切なのは、期間を決めて継続的に施術を受けることです。月に1回や2回の施術では、効果が得られにくくなってしまうことがあります。
そのため、ある程度の期間を定めて、その間に集中的に施術を受けることで、軽減が期待できるケースがあります。定着まで進めることができれば、その後は定期的なメンテナンスで対応が可能となります。
だらだらと長期間続けるのではなく、メリハリをつけて施術を受けることで、効果が実感しやすくなるでしょう。お仕事などで姿勢が崩れやすい方も多くいらっしゃるため、施術を受けながらご自身でも意識的にケアを行うことで、相乗効果が得られる可能性があります。