交通事故治療の症例
交通事故施術に関する症例
患者様の年代
20代
患者様の性別
男性
ご職業・生活スタイル
立ち仕事
症状の発生時期・きっかけ
事故の状況は、走行中に右車線を走っている車が衝突してきたとのことです。首(頸部)と肋骨に痛みが見られます。
首は後ろに反らす動作(後屈)、左右への傾け(側屈)、左右への回旋で痛みが顕著にみられます。前屈に痛みはありませんが、左右の振り向きなどに制限がある状態です。検査(ジャクソンテスト、スパーリングテスト)では陽性反応が出ています。
肋骨は体幹を後ろに反らす際に非常に強い痛みがあり、左右の回旋時にも痛みがあります。前屈時の痛みはありませんが、肋骨付近の圧痛がとても強い状態です。
日常で何ができなくて困っていたか?
首の痛みにより、後ろや左右に振り向く動作が困難です。運転時の左右確認で強い痛みを感じておられました。また、寝返りを打つと痛みで目が覚めることもあったとのことです。
肋骨の痛みはさらに強く、咳やくしゃみ、朝の起き上がり動作、呼吸などで非常にお困りでした。特にお外でのお仕事中に大声を出す際、強い痛みが生じていました。
痛みの影響で、運転時に同じ姿勢でいるのがつらく、普段は横向きで寝ておられましたが、事故後は仰向けでしか寝ることができなくなっています。慣れない体勢のため、寝付くまでに長時間を要している状態でした。
どのような施術を行ったか?
今回の施術では、右肋骨の挫傷と頸椎捻挫の状態に合わせ、お身体に負担の少ないメニューを組み立てました。肋骨の痛みからうつ伏せが困難なため、全ての工程を仰向けで実施しています。
まず肋骨周辺は、患部を直接刺激しないよう慎重に避けながら、呼吸に関わる肋間筋を指圧で緩めていきました。併せて頸椎捻挫に対しては、首の緊張を解くために後頭下筋群や胸鎖乳突筋を重点的にケアしています。最後は、肋骨部と首に電気施術を施し、深部の痛みへアプローチいたしました。痛みの度合いを見極めつつ、最善の姿勢で回復をサポートいたします。
施術のポイント・解説
今回の施術で「仰向け」と「特定の筋肉へのアプローチ」を選択したのは、症状の悪化を防ぎ、効率よく回復を促すためです。まず肋骨挫傷がある状態では、うつ伏せは患部を直接圧迫して痛みを強めるリスクが高いため、安全を期して終始仰向けの姿勢で実施いたしました。
また、単に周辺をほぐすのではなく、呼吸に深く関わる「肋間筋」や、事故の衝撃を受けやすい首の「後頭下筋群」「胸鎖乳突筋」を的確に捉えています。これらの筋肉の緊張を緩めることで、局所の痛みを和らげるだけでなく、事故後の緊張で浅くなりがちな呼吸を整え、身体全体の回復を助けるのが狙いです。手技と電気施術を組み合わせることで、患部への負担を最小限に抑えつつ、スムーズな軽減を促します。
通院頻度・期間の目安
今後の通院は、最初の2週間は週2回ペースで計4回行い、集中的に炎症と筋肉の緊張を抑えることといたしました。その後は経過を見ながら頻度を調整し、合計3ヶ月間を一区切りの目安として、日常生活に支障がない状態への軽減を目指す方針といたしました。初期に適切な回数の施術を重ね、回復を促すのが狙いです。
施術後の変化・現在の状態
施術を4回重ねた段階で、痛みは初回に比べて軽減いたしましたが、その後は一定の痛みが続く状態となりました。そうした中、保険会社から施術終了の連絡を受けたため、現在は通院を終了されています。初期の集中した施術で一定の軽減は見られたものの、痛みが残る中で通院を終える形となりました。
患者様からの喜びの声
お客様からは「事故当時は右肋骨の痛みでうつ伏せもできず、呼吸をするのもつらかったけれど、施術を重ねるうちに身体が楽になっていくのを実感できた」とのお声をいただきました。特に4回目を終えた頃には、最初の激しい痛みが和らぎ、動作がスムーズになったことを大変喜んでおられました。少しずつでも軽減に向かっている実感が、大きな安心感につながったようです。
担当者からの結び・アドバイス
交通事故による肋骨の痛みや首の捻挫は、日常生活の何気ない動作すら苦痛に感じ、心身ともに疲弊してしまうものです。同じような症状でお悩みの方は、決して無理をせず、まずは痛みの出ない姿勢を保つことを心がけてください。特に肋骨に負担をかける重い物の持ち運びや、身体をひねる急激な動作は控え、安静を優先させることが大切です。
もし1人で痛みを抱え込み、不安を感じているのなら、どうぞ我慢せずにお気軽にご相談ください。今の状態に合わせた最適なアプローチを見つけ、少しでも早く平穏な日常を取り戻せるよう、精一杯サポートさせていただきます。
監修
大山駅前接骨院 院長
資格:柔道整復師、鍼師、灸師
出身地:東京都足立区
趣味・特技:体を動かす事(サッカー)






