悩みタイトル

顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、開口時の痛みや開口障害、関節の雑音などの症状がみられる顎の疾患のことです。

顎関節症の根本原因は?

顎関節症の根本的な原因として、歯ぎしりや食いしばりによって顎関節や顎周りの筋肉に過度なストレスがかかることが挙げられます。また、事故やスポーツによる強い衝撃が顎に加わることで発症する場合もあります。

顎関節症の多くは、関節内にある「関節円板」というクッションのような組織が前方にずれることで生じます。このずれにより、顎を動かした際に「カクカク」と音が鳴ることがあり、さらにずれが大きくなると口を大きく開けづらくなることもあります。

その他の症状として、顎関節自体には痛みがなくても、下顎を動かす筋肉が過度に緊張し、口を開ける際に頬やこめかみの筋肉が痛むケースがあります。また、関節円板のずれがない場合でも、口を開ける際に痛みが生じることがあり、これは捻挫に似た状態と考えられます。

こんなお悩みはありませんか?

顎関節症イメージ

Q.顎関節症になったらやめておいたほうがよいことはありますか?
A.歯を食いしばる行為は、歯だけではなく顎関節にも負担がかかるため、歯を食いしばる激しいスポーツは控えたほうがよいです。

Q.顎関節症になって困ることはありますか?
A.日常生活の中でご飯が食べづらくなったり、大きな口を開けづらくなります。

Q.顎関節症の人はどんな姿勢がだめですか?
A.頬杖をつくと上下の歯が接触した状態で顎の下から力が継続的に加わるので、顎の緊張状態が続くためやめたほうがよいです。

Q.顎関節症の人はどのように寝ればよいですか?
A.うつ伏せや横向きは頭の重みが直接顎にかかるため、仰向けで寝るようにしたほうがよいです。

Q.顎関節症は自然に治りますか?
A.顎関節症の7割の人は1年以内に気づいた時には痛みがない状態になるようです。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

当院では、顎関節症に対して適切な施術を継続することで、症状の軽減が期待できると考えています。もちろん、自然に症状が落ち着く方もいらっしゃいますが、すべての方がそうとは限りません。実際に痛みに悩まれている方は多くいらっしゃるのが現状です。

しかし、その中でも痛みに対して何も施術やケアを行わない方が多いように感じています。接骨院や整体で施術を受けることで、どこまで症状が軽減するかは個人差がありますが、何もせずに放置するよりは軽減が期待できると考えています。

また、生活習慣や日常生活で気をつけるべき点を意識することで、痛みの軽減につながることもあります。そのため、痛みを放置せず、適切な施術やケアを行うことが大切です。

顎関節症はなぜ起こるのか?

顎関節症イメージ4

顎関節症が起こる生活における要因として、食文化・生活習慣・遺伝的な要因の3つが考えられます。

食文化に関しては、日本の食事は昔から硬いものが多く、噛む回数が増えることで顎関節に負担がかかり、顎関節症のリスクにつながることがあります。

生活習慣に関しては、現代の社会における労働環境の影響で、ストレスや睡眠不足が続くと歯ぎしりを引き起こし、それが顎への負担となって顎関節症を発症する可能性があります。

遺伝的な要因に関しては、顎関節の形状や構造が遺伝によって影響を受けることが指摘されています。日本人特有の遺伝的背景が関与している可能性も考えられます。

この中でも、特に日本の食文化や生活習慣が顎関節症のリスクを高める要因となっています。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

顎関節症イメージ

顎関節の症状を放っておくと、顎の炎症にとどまらず、進行することで全身に影響を及ぼす可能性があります。顎の歪みやずれ、歯の噛み合わせが悪くなると、首や骨盤の歪みにつながることがあるため、早めに対処することが大切です。

症状が重くなると、しびれやめまいなど、日常生活に支障をきたす恐れもあります。自然に軽減される方もいるかもしれませんが、症状が強くなる前に早めの対処をおすすめします。

分からないことがあれば、専門家に相談することが大切です。また、セルフケアでもできることは多くあるため、自分でできることから始めてみましょう。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

顎関節症イメージ

顎関節症の軽減が期待できる当院の施術メニューには、ドライヘッド矯正、極上ドライヘッド矯正、鍼があります。

【ドライヘッド矯正】
ドライヘッド矯正は、頭蓋骨矯正とも呼ばれ、頭蓋骨の位置を整えていく施術です。頭痛、不眠、自律神経の乱れ、顎関節症の軽減が期待できます。

【極上ドライヘッド】
極上ドライヘッド矯正は、筋膜にアプローチする施術で、ドライヘッド矯正と同様にさまざまな効果が期待できます。大きな違いは、ドライヘッド矯正が骨格の調整を目的としているのに対し、極上ドライヘッド矯正は筋膜に働きかける点です。

【鍼施術】
鍼は、筋肉を緩める効果が期待でき、顎周りの硬くなった筋肉やその周辺に施術を行うことで、筋肉の緊張がほぐれ、顎関節症の軽減が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

顎関節症イメージ

ドライヘッド矯正を受けると、首から上の調整が行われるため、施術後はとてもすっきりとした感覚を得られます。

顎関節症の方には、顎をメインに施術を行いますが、それだけでなく、頭や目、首にもアプローチするため、施術後は首から上がすっきりとし、軽く感じられることが期待できます。顎の調整では、多少の痛みを感じる場合がありますが、継続して施術を受けることで、歪みの軽減が期待できます。

極上ドライヘッド矯正に関しても、ドライヘッド矯正とほぼ同様の効果が期待できます。

また、鍼施術は硬くなった筋肉を緩める効果が期待できるため、顎周辺の筋肉をほぐすことで、口が開けやすくなることが期待できます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度についてご案内します。

通い始めの段階では、週に4〜5回の施術を行います。痛みが軽減し、症状が落ち着いてきたら、週3〜4回に減らします。施術を始めて6ヶ月ほど経過したら、週2〜3回の頻度に調整します。

半年から9ヶ月の間は、週2回程度の施術を継続し、9ヶ月から12ヶ月の間で週1回に減らしていきます。

症状がほとんど気にならなくなり、安定してきたら、月1回のメンテナンス施術をおすすめします。