悩みタイトル

ドアノブを捻るのが痛い。
マウスやパソコンを使う動作で痛みが出る。
フライパンなどの家事をする動作がきつい。
雑巾が絞れない。
肘の外側が痛む。

これらの症状がある方はテニス肘(外側上顆炎)の疑いがあります。
日常生活動作では雑巾などを絞る時やテニスをして肘の外に負担がかかる時に痛みが増す傾向があります。
軽度であれば2〜3日放置すれば痛みは軽減していきますが、放置すると筋肉の炎症が強まり治るのに時間がかかります。
また、腫れや炎症などが強い場合は氷や保冷剤などを使い冷やすなどの処置が必要です。

テニスに使う動作で症状が出やすいためこのような名前が付けられていますが、テニス以外のパソコン作業や腕を使う動作でも症状が起こります。

テニス肘に関する当院の考え

テニス肘は肘の酷使、肘の曲げ伸ばし・捻る動作を頻回することで肘に多くの負担がかかり罹患するリスクが高くなってしまいます。
肘の酷使が原因のためテニス以外でも、物を持ち上げる動作を頻繁に行うことでテニス肘になることもあります。

肘の曲げ伸ばしや捻る動作はテニスの動きに多く、テニスプレイヤーでの罹患率が高い為テニス肘と言う疾患名が付けられています。

当院では、徒手テストを行い似たような症状(ゴル肘など)と鑑別をしてから治療にあたります。
テニス肘の方は主にチェアテスト・中指伸展テスト・トムゼンテストなどを行い状態を判断し、適切な施術を行います。

テニス肘を放っておくとどうなるのか

テニス肘は肘の関節の外側の筋肉の変性や骨膜の炎症で負担がかかることで発症します。

また男性よりも女性の罹患率が高く、30代から50代の方に見られることが多いです。

痛みは急激に現れるのではなく、徐々にみられます。
ケアをせずに負担をかけ続けると痛みがかなり強くなり、慢性的な痛みや可動域制限などの症状につながります。
初期の段階から症状を放置してしまうと治るのに時間がかかってしい、ひどくなると日常生活にも支障がでてきてしまいます。

予後を良くするためにも痛みが出始めたら放置せずになるべく早く来院して頂き、施術することをお勧めします。

テニス肘の改善方法

テニス肘は肘の曲げ伸ばしや捻る動作など肘を酷使することによって起こります。
痛みが出始めてまず行うことは、オーバーワークを避け安静にすることです。
また、炎症や腫れなどがある場合は氷や保冷剤などで患部を冷やしてあげることも大切です。

痛みがそれほど強くない場合は、ストレッチなどをして予防するのもお勧めです。

◯前腕伸筋群のストレッチ(右手)
1. 右肘を伸ばして、左手で右手の手首を持ちます
2. 手に平の方に左手で伸ばしていきます

頻度と回数は30秒×3セットが目安で、ポイントは腕の外側がしっかり伸びていることを確認しながら行うことです。

テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは

明るい挨拶

①鍼
急性期、慢性期共に治療が可能で患部だけでなく全体的な筋肉のバランスを整えることができます。
鍼は髪の毛ほどの細ささで痛みもほとんどありまん。鍼の刺激を入れることにより痛みを抑制することが可能です。

②楽トレ
当院の楽トレはさまざまな種類の電気を調整できる電気施術機器となっております。
家庭用の電気機器よりも使える電気の量や質が高いため効果的な施術を行えます。

また、当院では他にも柔軟性を高めるメニューや姿勢を整えるメニューなどさまざまなメニューをご用意してます。
これらの施術を行うことにより怪我の予防にもつながります。

その施術をうけるとどう楽になるのか

①鍼
患部の施術はもちろんですが、全体的な身体のバランスを整えることにより痛みの緩和や可動域制限の防止にもつながります。
また、身体のコリやハリが気になる方へのメンテナンスとしてもおすすめです。

②楽トレ
テニス肘に対してはフラクゼーションモードいう患部の痛みの緩和を目的とした電気をつかいます。患部に直接アプローチでき、痛みを下げることが可能です。
また、違うモードもあり筋肉も鍛えることが出来ます。

また当院ではQOL向上のため、姿勢や筋肉の柔軟性・筋力にアプローチするメニューもご用意しております。

軽減するための施術頻度は

施術の頻度は症状の経過や状態によって異なります。

身体の細胞は90日周期で入れ替わると言われています。
元ある細胞と新しい細胞入れ替えるのに最低でも3ヶ月はかかるため、施術期間もしっかり治す場合は最低3ヶ月は必要です。
これはあくまで目安であり、慢性化した症状は長引く恐れもあります。

痛みが出たらなるべく早めのご来院をおすすめします。